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主要行と地銀、リーマン向け債権3810億円

asahi.com(朝日新聞社):主要行と地銀、リーマン向け債権3810億円 - ビジネス

リーマン・ブラザーズ向け債権額が主要行と地方銀行の公表ベースで約3810億円に上ることを金融庁が明らかにしたという記事。

「主要行では、三井住友フィナンシャルグループ(FG)が1034億円(未保全分110億円)と最多。次いで、あおぞら銀行693億円(同26億円)、みずほFG400億円(同200億円)、新生銀行380億円(同380億円)、三菱UFJFG289億円(同247億円)などとなっている。地方銀行は30行・グループが計610億円の債権を持つが、未保全分は集計していない。」

金融機関以外でもひっかかっている企業があるようです。

テレ朝10億円損失の恐れ…リーマン債保有を発表

「保有しているのは「日経平均株価指数連動デジタル・クーポン10年債」と呼ばれる債券で、グループ会社のリーマン・ブラザーズ・トレジャリー・カンパニー・ビー・ヴイが発行体となっている。」

リーマンが破綻しなくても損になりそうな名前の債券ですが・・・。

その他投資信託にもリーマン発行の債券を組み込んでいるものが多数あるようです。

リーマンショック拡大…日本の個人投資家にも“痛撃”

個人投資家だけでなく企業が保有している投資信託もあります。もっとも、株価が下がっているので、リーマンと関係のない投資信託も値下がりしているものが多いかもしれません。

米金融商品「MMF」が異例の元本割れ リーマン債保有で
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