全国市民オンブズマン連絡会議という団体が、「2011年版 包括外部監査の通信簿」という調査結果を公表しました。
これは、地方自治法の規定に基づく「包括外部監査」(弁護士、公認会計士、税理士などが実施)の監査報告書を調べて、評価したものです。対象は、平成22年度包括外部監査実施全自治体 119自治体の全監査報告書(135テーマ)です。
有用性の高いものに「活用賞」、さらに特に優れたものに「優秀賞」、そしてその中の最優秀監査報告書に「オンブズマン大賞」が贈られ、逆に欠点が目立ち是非改善してほしい監査には「改善要望」が出されています。
今回は、沖縄県包括外部監査人 照屋俊幸弁護士の報告書に「オンブズマン大賞」が贈られました。
これに加えて、包括外部監査実施自治体の監査報告の活用度も調査し、公表しています。こちらは、監査を受ける側の通信簿ということになります。
なお、「監査」といっても、地方自治体の決算を監査するものではなく、財務諸表監査とは全く別のものです。自治体の決算を外部の独立した会計士が監査するというのが本来の姿だと思いますが・・・。
照屋氏にオンブズマン大賞 県内から初(沖縄タイムズ)
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