東京証券取引所が、市場再編後の全上場企業の所属先を公表したという記事。
「実質最上位の「プライム」には1841社が上場する。東証1部のうち8割強が移行し、プライム以外に移る企業は2割弱にとどまった。」
「東証の中核市場に及ぶ再編は2部を新設した1961年以来60年ぶり。新興市場も集約し4市場を3市場にする。東証は「プライム」を世界経済をリードする企業向けと位置づける。国内経済の中核「スタンダード」、高い成長性を持つ「グロース」に整理し投資家にわかりやすくする。
スタンダードには1477社、グロースには459社が上場する。市場ごとの上場社数の比率はプライムが49%、スタンダードが39%、グロースが12%となった。」
プライムの基準を満たさない東証1部上場企業が600社強あって、約半分は経過措置の適用を受けながらプライムに上場、残りに半分は(いさぎよく)スタンダードに移るそうです。
「プライムの基準を満たしていてもスタンダードを選んだ東証1部企業も23社あった。大正製薬ホールディングスは「目指す姿に一致している」とする。」
東証最上位のプライム市場、1841社でスタート 1部の約8割移行(朝日)
「銘柄を厳選して世界中から投資を呼び込む考えだったが、新市場は従来とあまり顔ぶれの変わらないままでの始動となりそうだ。」
各上場企業の行き先が全部出ています。
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東証市場再編各企業の行き先は(日経)
東証のサイトでは、エクセルのデータを提供しています。
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上場会社による新市場区分の選択結果(東証)
新市場区分の選択結果について(東証)(PDFファイル)
[社説]東証の再編をかけ声倒れに終わらせるな(日経)(記事冒頭のみ)
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