【監査】内部統制基準および実施基準、公開草案を公表へ─企業会計審議会内部統制部会
12月8日に開催された企業会計審議会内部統制部会で示された基準改訂案を取り上げた記事。
いくつかの項目を引用させてもらうと...
「経営者が評価対象とする重要な事業拠点や業務プロセスの選定にあたって、「売上高等の概ね3分の2」や「売上、売掛金及び棚卸資産の3勘定」の例示を機械的に適用すべきではない。」
「ダイレクトレポーティングの採用や非財務情報の取扱い、罰則規定の見直し等については、中長期的な課題とする。」
「2024年4月1日以後に開始する事業年度における財務報告に係る内部統制の評価および監査から適用する。」
記事でふれていない論点としては、内部統制の基本的枠組みで、「財務報告」を「報告」に変更するというのもあります。ただし、これは枠組みのレベルでの改訂であり、法律上の内部統制報告制度では、従来どおり、財務報告に関係する内部統制のみが対象です。
内部統制の本を出している会計士の人による解説動画(20分程度)。
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https://youtu.be/Syc3911tEyg
(補足)
公開草案が正式公表されました。
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