住友金属工業が、東日本大震災で被災した鹿島製鉄所の復旧費として、約600億円の特別損失を2011年3月期連結決算で計上するという記事。
「特別損失の内訳は、震災で壊れた設備の修繕費が約480億円、設備廃却による損失が約40億円など。震災後の3月後半は粗鋼生産が止まったため、経常利益ベースで20億円程度の減益になるという。」
東日本大震災による被害額の概算に関するお知らせ(PDFファイル)
会社のプレスリリースによると、600億円には「全設備の稼働完了までの原状回復費用(平成 23 年4月以降に発生が見込まれるものを含む)」含まれています。期末時点で修繕が終わっておらず4月以降に発生するものも引当しているようです。
会計士協会の会長通牒どおりの処理といえます。
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