あずさ監査法人がGPSデータを使った監査を始めるという記事。海運会社の監査に役立てるそうです。
「あずさ監査法人は全地球測位システム(GPS)で得られるデータを使った監査を始める。監査先の海運会社の船舶がどう運航しているかリアルタイムに把握し、関連する資産や収益が決算書に適切に計上されるようにする。監査の精度を高めるとともに監査業務の効率化につなげる。非伝統的な外部データを活用する動きが会計にも広がってきた。」
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)と提携し、GPSで運行状況をリアルタイムで把握できる手法を開発した。」
減損処理や収益認識に使うようなことが書いてありますが、記事を読んだだけではイメージがわきませんでした。
船の運航データは会社がもっているはずで、売上の監査などは、それを使っているのでしょうが(「従来は一般に企業から提供されたデータをもとに監査をしていた」)、そのデータを、独立した情報源から確かめようということなのでしょうか。
ちなみに、あずさ監査法人は平成24年度までJAXAの会計監査人だったようです(直近の年度はトーマツ)。接点はあったということになります。
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