週刊経営財務の調べによると、2020年の監査人の交代は142件(監査法人の合併を除いた数字のようです)だったそうです。
「大手監査法人から中小規模監査事務所への交代が引き続き多く、全体のおよそ3割を占めていた。交代理由の具体的な記載は継続して見られたところで、「監査報酬(費用)の増額」を挙げる事例が最多だった。」
監査報酬を交代理由に挙げるのは、あまりかっこうよくはありませんが、法定開示(臨時報告書)で具体的な交代理由の記載が求められているので、正直に書いているのでしょう。ただ、もっと深刻な事情(経営陣への不信、あやしい取引をやっているなど)があるけれども、それを理由とするのではなく、そうした事情による監査リスク増大→監査報酬増額提示、というルートで、監査報酬が交代理由になっているケースも一部にはあるかもしれません。
詳しくは、経営財務3月8日号をご覧ください。
最近の「会計監査・保証業務」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事