会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

国連事務総長選に立候補した「34歳女性」の正体(東洋経済より)

国連事務総長選に立候補した「34歳女性」の正体

負け戦覚悟で国連事務総長選に立候補した女性を取り上げた記事。会計士かどうかは書かれていませんが、ビッグ4事務所に勤めていた人のようです。

監査法人から転職してきたアローラ・アカンクシャが国連で働き始めてから、まだ4年しかたっていない。だが、そんなことはどうだっていい。34歳で外交経験もない。だが、それが何だというのか。」

「インドで生まれ、現在カナダ国籍となっているアローラは2月17日に正式な書類を提出し、2022〜2027年を任期とする次期事務総長職に立候補した。書類には「私たちは国連の目的や約束にかなう行動ができてない」と書いた。「私たちは、仕えるべき人々を裏切っている」というわけだ。」

「アローラが選挙活動のためにユーチューブにアップした動画によると、国連の年間総収入はおよそ560億ドルだが、実際の活動に使われる金額は1ドルあたり29セントほどにしかならない。

国連開発計画(UNDP)の監査人を務めるアローラは「会議や報告書の作成に資源が浪費されている」と話す。「どれも宣伝目的の、うわべだけの活動だ。私たちは国連の存在意義、国連の本分を見失っている」。

これが民間企業だったら「とっくに倒産している」とアローラ。」

「インド北部のハリヤーナー州で生まれ、医師をしていた両親と移り住んだサウジアラビアで幼少期を過ごした。9〜18歳はインドに戻り、全寮制の学校で学んだ。その後、カナダ行きを決め、ヨーク大学を優秀な成績で卒業。大手監査法人のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)カナダに就職した。

内部財務管理を改善するポジションで国連に採用されたのは、2016年12月。ところが、国連に対する憧れはすぐさま幻滅へと変わった。「見かけはすばらしいが、実際には何かをやり遂げるのに必要な一貫性というものがない」とアローラは言う。」
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