安倍首相のお友達である三井住友銀行元副頭取の高橋精一郎氏が金融庁参与に抜擢されたという記事。
「断っておくが、高橋氏はたまたまこの酒席に参加していたわけではない。高橋氏は加計理事長と同じ、安倍首相がアメリカに留学していたときの仲間で、安倍首相とはずっと、プライベートでも深いつきあいをしてきた。
実際、首相動静を見ても、高橋氏は14年から現在までの間に計8回も登場。安倍首相は、加計理事長ともに高橋氏と食事やゴルフを楽しみ、別荘にも招いている。昭恵夫人同席も珍しくなく、家族ぐるみのつきあいであることが伺える。
ようするに、高橋氏は加計理事長とまったく同じ安倍首相の腹心の友であり、利益誘導を図っていた安倍・加計コンビの仲間なのだ。金融庁はそんな人物を参与という金融政策遂行のブレーンにつかせてしまったのである。
実は、この人事には金融庁内部からも疑問の声が上がっているという。そもそも金融機関を監督・指導する役所である金融庁の参与に、監督される側のメガバンクの元幹部を就任させるというのもありえない話だが、加えて、高橋氏のキャリアや資質は金融庁がいま抱えている課題とはほとんど関係がなかったからだ。」
利益相反という言葉はどうなったのでしょうか。
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