「EYのメンバーファームである」新日本監査法人が、特許を取得したというプレスリリース。
どういう特許か...
「当該異常検知技術(アルゴリズム)は、仕訳データから被監査会社の取引パターンを学習し、パターンから乖離する仕訳を自動的に識別するもので、EY新日本ではこの技術を用いて会計仕訳の異常検知を行うシステム「Helix GL Anomaly Detector (GLAD)」を開発し、2017年10月からパイロット運用を開始しています。GLADの導入により、監査チームはリスクの高い仕訳に集中することができ、また監査人が過去の経験に基づき仕訳を抽出する手法と比べ、会社の特性に応じたリスクの識別や、人間の思い込みの排除が可能となり、検出精度の向上に貢献することができます。」
ということで、さしあたり、監査手続上、仕訳テストに使われる技術のようです。
今後は、Continuous Auditingを目指すのだそうです。
「今後、被監査会社のシステムと監査法人のデジタル監査プラットフォームをタイムリーに連携させることで、取得したデータをリアルタイムに分析し、早期に本社や海外を含む子会社におけるリスクを被監査会社に伝えるContinuous Auditingを目指していきます。」
最近の「会計監査・保証業務」カテゴリーもっと見る
ほとんど死刑宣告!監査法人が上場企業に突きつけた「たった5文字」の烙印とは?(ダイヤモンドオンラインより)
監査人交代事例2件(ビジネスコーチ(新日本→太陽)、AViC(ひびき→アヴァンティア))(2024年11月28日)
監査人交代事例2件(日本エコシステム(新日本→中部総合)、EduLab(アリア→南青山))(2024年11月26日)
会計監査人の異動に関するお知らせ(あずさ→アーク)(ジ ェ ノ バ)
監査人交代事例4件(スマートドライブ(あずさ→トーマツ)、ブリッジコンサルティンググループ、揚羽、アルファクス・フード・システム)(2024年11月22日)
監査人交代事例2件(デジタリフト(あずさ→和泉)、MTG(PwC→mc21))(2024年11月21日)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事