稼働が1年超遅れたグリコの基幹システム刷新、投資額は当初比1.6倍の342億円に(記事前半のみ)
江崎グリコのシステム障害は、SAPの新しいシステムへの更新トラブルが原因だそうです。
「江崎グリコの基幹システムで障害が続いている。物流センターでの出荷業務が一部停止し、看板商品である「カフェオーレ」や「プッチンプリン」など冷蔵商品が出荷できない状態に陥っている。原因は旧基幹システムから独SAPの「SAP S/4HANA」への切り替えに伴うトラブルだ。江崎グリコの開示資料からは、この基幹システム刷新プロジェクトが稼働前から「難産」だったことがうかがい知れる。」
有報から、投資規模が読み取れるようです。2023年12月期の有報によると、投資予定額は342億円にまで膨れあがっているそうです。(ちなみに、2023年12月期連結売上高は 332,590百万円、当期純利益は 14,133百万円)
当社グループにおけるシステム障害について(江崎グリコ)
これは別のシステム障害。
Vポイント、CCC運営アプリでも不具合 一部接続不能に(日経)
「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は23日、「Vポイントアプリ(旧Tポイントアプリ)」で不具合が起きていると発表した。サーバーへのアクセスが集中し、一部顧客のアプリでアクセスできなくなった。Vポイントを巡っては三井住友フィナンシャルグループ(FG)が運営するアプリでもトラブルがあった。」