ソフトバンクグループが、シェアオフィス「ウィーワーク」運営の米ウィーカンパニーを追加支援する方向だという記事。
「「孫さんは簡単にあきらめる人ではない」。あるソフトバンクG幹部は話す。ウィーへの投資は孫正義会長兼社長が主導し、孫氏のもとで支援策を練っている。」
決算への影響は...
「ソフトバンクGは11月6日に19年7~9月期の決算を発表し、ウィー関連の損失を計上する可能性が高い。ある幹部は「上場手続きのなかでの企業価値評価と、会計上の評価は別」としつつ「ルールにのっとり適切に決算に反映する」と話す。」
「上場手続きのなかでの企業価値評価と、会計上の評価は別」といっていますが、基本的にはどちらも時価(公正価値)評価のはずですから、同じだと思います。しかし、上場が延期されて、非上場株式の評価ということになるので、CEO交代や追加資金投入による経営改善をめいっぱい見込んだ恣意的な評価が行われるおそれがありそうです。監査人には、経営者のカリスマ性に影響されない、客観的な監査を期待します。
その後、具体的な支援規模・スキームなどに関する報道がありました。
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ソフトバンクG、WeWorkに5000億円規模 支援提案(日経)(記事冒頭のみ)
ファンドではなく、ソフトバンクグループ本体で実施するのだそうです。5000億円も追加出資しながら、連結子会社にはしないとのことです。
ウィーワーク創業者、神秘主義思想の組織に関与 経営にも影響か(DOL)(記事冒頭のみ)
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