日本監査役協会が「監査役の会計監査と監査役スタッフの役割~会計不祥事の防止に向けた実効性のある監査とは~」という報告書を出したという記事。
「同報告書は、主に「近年発生した会計不祥事の概要を紹介し、その類型化について、会社本体の不祥事か、子会社による不祥事かに分けて」事例を論述。」
報告書はこちらから。
関西支部監査役スタッフ研究会「監査役の会計監査と監査役スタッフの役割~会計不祥事の防止に向けた実効性のある監査とは~」(日本監査役協会)
「はじめに」より。
「今期のスタッフ研究会では、会計不祥事の防止に向けた実効性のある監査をテーマに会計監査において近年発生した会計不祥事の事例等も交え、監査役として会計監査人とどのように連携すべきか、また、監査役自ら実施すべき監査の範囲、方法はどうあるべきかについて調査、研究を行い、報告書を作成することにした。報告書では、近年発生した会計不祥事の概要を紹介し、その類型化について、会社本体の不祥事か、子会社による不祥事かに分けて論じている。」
取り上げている実際の事例は7件(うち5件は子会社関連)で、東芝と思われる事例も含まれています(第3章)。
「第4章 会計監査における監査役及び監査役スタッフの役割」が、メインの内容になります。監査役協会関西支部登録会社を対象としたアンケートの結果も盛り込まれています。
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