週刊東洋経済の最新号で、会計の特集をやっているようです。これはその冒頭の記事。
「企業活動を俯瞰するのに最適なツールが「会計」である。会計とは、おカネや物品の出入りを管理・記録すること。そのために一定期間の資金の出入りや儲けを計算するのが「決算」である。
企業の決算書が読めれば、経済ニュースの背後にある企業の思惑、見えないトレンドも深読みできる。膨大な量のニュースが飛び交う今、会計スキルはビジネスの選別眼としての役割も果たすだろう。」
「生々しい現実こそ、会計リテラシー向上の好材料となる。」
目次を見ると、最近の重要な会計トピックがほぼ網羅的に取り上げられているようです。
![]() | 週刊東洋経済 2017年9/9号 [雑誌](経済ニュースを深読みする 本物の会計力) 東洋経済新報社 2017-09-04 by G-Tools |
週刊ダイヤモンドも同じような特集をやっています。(同じ時期にやるというのは談合?)
![]() | 週刊ダイヤモンド 2017年 9/9 号 [雑誌] (会社の数字がわかる「決算書」100本ノック!) ダイヤモンド社 2017-09-04 by G-Tools |
こちらはその宣伝記事。
決算書は「読めた方がいい」は間違い。読めなきゃアウト!
「かつては決算書を理解する必要性が低かった。右肩上がりの経済が長く続く時代には、売上高の伸びさえ気にしていればよかったからだ。
その後、日本経済が停滞すると、企業にはよりうまくもうけ、筋肉質な財務体質になることが求められた。本特集で後述する貸借対照表(BS)や、さらにはキャッシュフロー計算書(CF)を重視する経営だ。
ただし、それも深く根付くには至らず、この20年間で日本のビジネスパーソンの財務スキルはほとんど上がらなかった。「CFはおろかBSにすら気が回っていない経営幹部も多い」(松田教授)。」
「【電力】 国と銀行が全面バックアップ 延命措置で“不沈”の東電」という記事が気になります。