経済産業省から「海外 M&A と日本企業~M&A の最前線に立つ国内外の企業の声からひもとく課題克服の可能性~」という報告書が公表されました。
「M&Aの最前線に立つ国内外企業の「生の声」を集め、日本企業による海外M&Aの課題を整理した報告書」とのことです。150ページ弱のものです。PwC アドバイザリー合同会社が関わっています。
「報告書概要」より。
「海外M&Aにおける日本企業の課題は、グローバルで事業を行うに当たって直面する「グローバル経営力の不足」、「グローバル経営の制度・仕組みの未整備」、そしてM&Aを効果的に実行するための「M&Aプロセス全体を意識した「型」作りの不備」の3つに整理されます。
グローバル経営力の不足
- 自社の経営理念・ビジョン・強み、M&Aの位置付けを明確に「伝える力」
-「伝える力」に必要となる「言語力」
- 買収後の経営を効果的に推進するための「異なる企業文化への適合力」
グローバル経営の制度・仕組みの未整備
- 説明責任・結果責任を意識したコーポレートガバナンスへの対応
- インセンティブの仕組みを含むグローバルスタンダードの報酬制度
M&Aプロセス全体を意識した「型」作りの不備
- M&Aの戦略、実行、PMIの各プロセスにおいて押さえるべきポイントの明確
- M&Aへの取組にかかわる組織体制」
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