みずほ銀行のシステム障害の発端は、「バッチ処理」のトラブルだったという記事。
「バッチ処理とは、大量のデータを一定期間ためておき、まとめてコンピューターで処理する操作を意味する。日本の金融機関は、日中は勘定系システムをオンライン処理に使い、夜間は給与振り込みや企業間取引などのバッチ処理に振り分けている。これは限られたシステムを有効活用するために、時間を区切って使い分ける考え方に基づいている。
夜間のバッチ処理では、その日に扱うべき取引データをチェックし、所定のフォーマットに整えたうえで、自行や他行の口座宛てに送金処理して取引を完了させる。・・・
しかし、みずほ銀行は15日未明、バッチ処理が予定時間までに終了しなかった。・・・
14日から15日にかけて終了させるべきバッチ処理は朝5時になっても終わらず、約38万件の処理が翌日に積み残された。バッチ処理が長引いたせいでオンラインシステムの起動が遅れ、15日と16日にATMが一部利用できなくなり、さらに両日の夜間バッチ処理も計12万件を積み残すという悪循環に陥った。・・・」
みずほ銀行:金融庁、改善命令へ 3連休はATM停止(毎日)
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