会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

グループホーム運営会社を告発(時事より) 6500万円脱税容疑―東京国税局

グループホーム運営会社を告発 6500万円脱税容疑―東京国税局

「アートアシスト」という千葉県松戸市の会社など2法人と社長が、法人税法違反容疑で告発されたという記事。

「関係者によると、××社長は利用料や報酬のうち、現金で受け取った分を全て売り上げから除外。2018年9月期までの3年間で計約2億7000万円の所得を隠し、法人税計約6500万円を脱税した疑いが持たれている。

施設には常時70人前後が入居し、6割ほどは生活保護受給者だった。月額利用料は11~14万円ほどで、地域ごとの生活保護費と同額程度に設定されていたとみられる。

除外した売り上げの多くは、施設に現金書留で送られてくる保護費だった。一部の入居者の口座は施設側が管理し、先達社長が自ら月額利用料を引き出すこともあったという。」

脱税というより、生活保護受給者からの横領ではないのでしょうか。

「段ボールに6億」介護施設経営社長が脱税か 入居費申告せず(TBS)

「グループホーム運営会社の社長が法人税6500万円あまりを脱税したとして刑事告発されました。自宅に現金6億円を保管していたということです。

 「悪いことをしているなって認識はありました。寝室に6億円くらいあった。段ボールに」(アートアシスト ××××社長)」

入居者の生活保護引き出す 6500万円脱税容疑で告発(朝日)

「関係者によると、両法人は「アートアシスト」と「なかよしネット遊歩」で、東京都と千葉県内の計5カ所でグループホームを運営。入居者から現金で受け取った利用料を売り上げから除いたり、経費を水増ししたりする方法で、2018年9月までの3年間で約2億7千万円の所得を隠し、約6500万円を脱税した疑いがある。

5カ所のホームには、認知症と診断された入居者計約70人が生活しており、その大半は生活保護を受けていた。ホームの利用料は月額十数万円。充てられた生活保護費はいずれも現金で、自治体からホームに現金書留で送られてきたり、ホーム側が入居者から預かった通帳から引き出したりしたものだった。」
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事