会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

DMMの変身(東洋経済より)

従業員は4000人、異色IT企業を大解剖
DMMの変身
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週刊東洋経済の4月20日号で「DMM」を特集しているそうです(第3特集ですが)。

「売上高の規模は、メッセンジャーアプリで国内断トツのLINE(2071億円、18年12月期)に匹敵。従業員数約4000人はサイバーエージェントとほぼ同等で、過去5年間で4倍以上に膨らんでいる。フリーマーケットアプリのメルカリが18年6月に上場して以降、DMMは国内最後にして最大のユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の非上場企業)といわれることもある。 

ただ当のDMMは、「上場はまったく考えていない」(会長兼CEOの亀山敬司)という。これだけ業容が拡大した現在も公にされている企業情報はわずかで、グループの実態はメディアに素顔を公開していない亀山同様、ベールに包まれたままだ。」

もともとはアダルトで成長した企業ですが、この記事によると、最近はFX(外国為替証拠金取引)事業で稼いでいるようです。

株式上場を経て、さらなる成長をはかるというのが定石(よくあるパターン)なのでしょうが、非上場を貫くというのも、ひとつの見識でしょう。上場してありきたりの会社になるよりはよさそうです。

「DMM」が「デジタルメディアマート」という元の社名からとられているということをこの記事で知りました。

(「ベールに包まれた」といえば、同じ石川県が発祥のアパ・グループという会社もあります。ただし、DMMがソフトに投資しているのに対し、アパは不動産というハードにのみ投資しています。会社の性格がはっきりしていておもしろい。)



DMM亀山会長「1社に長く勤めるのも能力だ」
グループ創業者が語る「逆張りのIT組織論」
(東洋経済)
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