メルコホールディングスのプレスリリース。
連結子会社において、社員による不正行為が行われていたとのことです。けっこう大きな金額です。
「今月初めに当社連結子会社の取引先から、口座残高の不足により予定していた代金の引き落としができなかった旨の連絡があり、これを受けて調査したところ、当社連結子会社の経理社員がその立場を利用し、2017 年以降、会社の銀行口座から自らの銀行口座に不正に送金を繰り返していたこと、架空の経費の計上などの帳簿改ざんを行っていたことが判明いたしました。
現時点で確認できている不正送金額は、合計で約 85 百万円となります。」
最近の横領事件の記事より。
名証元社員、3000万円着服 研究会運営資金(日経)
「名古屋証券取引所は21日までに、上場企業などが加盟する「名古屋株式事務研究会」の運営資金約3千万円を、事務を担当していた元社員の男性(65)が着服していたと明らかにした。」
「名証によると元社員は、2008年ごろから退職した21年4月まで、上司が管理する印鑑を無断で持ち出し、研究会の運営資金を管理する口座から複数回にわたって現金を不正に引き出した。」
後任者が発見したそうです。
元社員による不祥事件の発生について(名古屋証券取引所)(PDFファイル)
会社の中には事務局が置かれているだけで、別会計になっていて、管理から漏れてしまったのでしょうか。
会社から給与をだまし取った疑い 56歳男を逮捕(産経)
「逮捕容疑は令和2年5月ごろから9月ごろまでの間、相模原市内の食品関連会社の経理責任者としての立場を悪用して、退職者をあたかも実際に勤務する従業員のようにデータを偽装し、その給与を同居する女性の口座へ5回にわたって振り込み、現金1千万円をだまし取ったとしている。」
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