会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

トヨタの新型株式が会計上資本でない理由(大和総研より)

トヨタの新型株式が会計上資本でない理由
負債と株主資本の中間区分に表示、連結ROE低下せず(米国基準)


トヨタ自動車の「第1回AA型種類株式」の会計処理を取り上げた記事。

「米国会計基準では、第1回AA型種類株式は、株主が金銭対価の取得請求権を有するため、株主資本として取り扱われず、負債と株主資本の中間区分に独立して表示されるため、連結財務諸表においては資本金および資本準備金の額は増加しない。」(サマリーより)

「国際会計基準(IAS 第 32 号)では、プッタブル株式は負債に分類される」のだそうです。

IFRSが強制適用されていたら、シャープの資本増強策もなかったということでしょうか。

第1回AA型種類株式の発行価格等の決定および第1回AA型種類株式発行に応じた自己株式取得に関するお知らせ(トヨタ自動車)(PDFファイル)

7月に発行されるので、第2四半期の四半期報告書で確かめてみようと思います。

当サイトの関連記事(トヨタの新型種類株について)

その2(シャープの増資について)
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