会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

法令義務付けの研修で不正、公認会計士50人処分…業務継続可能で名前も非公表(読売より)

法令義務付けの研修で不正、公認会計士50人処分…業務継続可能で名前も非公表

CPE不正受講で公認会計士50人と監査法人1社が会計士協会から処分を受けたという記事。

「日本公認会計士協会は12日、法令で義務付けられた研修を不正に受講したとして、会計士50人に会員権を一時停止するなどの懲戒処分を行った。」

処分を受けた者の名前すら公表されないのかと、批判したいようです。

「協会は処分者の名前を公表せず、監査業務も継続できるという。」

名前を公表していないというのは、外部に対してはそのとおりですが、会員向けのウェブサイトや機関誌では、しっかり公表されます。

公認会計士50人を懲戒処分=研修不正受講で新たに―会計士協会(時事)

会計士協会、A&Aパートナーズ処分 研修の不適切受講で(日経)

「同協会の手塚正彦会長は同日の会見で「モニタリング強化など再発防止策を講じるとともに研修の受けやすさや魅力を高められるよう改善したい」と語った。」

コメント一覧

kaikeinews
一定期間経過すると、削除されるようです。今回のものはまだ残っています。
開示期間中に保存しておくか、紙のニュースレターをとっておかないと、どういう違反だったのかもわからなくなりますね。

今回のような例は、個々の事例を残しておく意味は薄いと思いますが、監査の処分事例まで消されてしまうと、その事例から学ぶことが難しくなり、監査品質向上にはマイナスですね。
CPA
>会員向けのウェブサイトや機関誌では、しっかり公表されます。
ですが、今は削除されているようです。CPAニュースレターの閲覧版上でも削除されているようです。
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