令和２年公認会計士試験の合格発表が、2021年２月16日に行われました。
合格者は1,335 人（対前年比 2 人減）（男性 1,007 人 女性 328 人 女性比率 24.6％）、合格率 10.1％（対前年比 0.6 ポイント減）です。（前年度の女性比率は、23.6％であり、若干上がっています。）
願書提出者数は13,231 人（2回ある短答式の願書提出者を名寄せした数字）です。女性比率は 23.7％。
合格者の最高年齢は 61 歳、最低年齢は 18 歳、平均年齢は 25.5 歳（昨年は25.2歳）。
合格者と合格率の推移は以下のとおり。（ ）は短答式試験の受験者等の数値です。
2020年
1,335人 10.１％
2019年
1,337人 10.7％
（1,331）（10.7％）
2018年
1,305人 11.1％
(1,294 人) (11.1％)
2017年
1,231人 11.2％
(1,215人) (11.1％)
2016年
1,108人 10.8％
(1,098人) (10.8％)
2015年
1,051人 10.3％
(1,030人) (10.2％)
2014年
1,102人 10.1％
(1,076人) (10.0％)
2013年
1,178人 8.9％
(1,149人) (8.8％）
2012年
1,347人 7.5％
(1,301人) (7.4％）
2011年
1,511人 6.5％
(1,447人) (6.4％)
2010年
2,041人 8.0％
(1,923人) (7.6％)
2009年
2,229人 10.5％
(1,916人) (9.4％)
2008年
3,625人 17.1％
(3,024人) (15.3％)
2007年
4,041人 19.3％
(2,695人) (14.8％)
2006年
3,108人 14.9％
(1,372人) (8.4％)
学歴別では．．．
試験問題に軽微な誤記があったそうです。
令和２年公認会計士試験における試験問題の誤記及びその取扱いについて（金融庁）
出題趣旨。
令和２年公認会計士試験論文式試験「出題の趣旨」について（金融庁）
2月20日に予定されていた会計士協会の就職説明会は中止だそうです。
就職説明会中止のご案内（日本公認会計士協会）
当サイトの関連記事（合格者の採用活動開始時期について）
会計士合格者が5年ぶり微減 20年、コロナで論文延期（共同通信）
「新型コロナウイルスの感染拡大で最終試験に当たる論文試験の日程が延期となり、受験者が減ったことが影響して微減となった。前年水準を下回るのは5年ぶり。」
