会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

いま問われるバブルの失敗の本質 3人の特ダネ記者が激白(AERAより)

いま問われるバブルの失敗の本質 3人の特ダネ記者が激白 問題先送りが招いた「失われた30年」

バブル崩壊を扱った2冊の本を紹介した記事。計3名の著者に聞いています。

よく言われていることだとは思いますが...

「「バブル崩壊が始まって5年あまりがたった90年代後半には、取り付け騒ぎが起きるなど、社会の秩序が壊れ始める寸前まで金融危機が深刻になりました。不良債権の損失が公表されず、破綻処理が遅れたためです。銀行など企業で会計制度の運用が形骸化して、公表される数値と現実との間に大きな乖離(かいり)があったということです。不良債権の損失を会計上で認識するまで何年もかかってしまった。だから、バブル崩壊のマグニチュードの大きさを、当事者たちも分からなくなった。大蔵省はその形骸化を黙認するどころか、積極的に手を貸したのです。危険が目の前にあるのに、『現実から目を背けて頭だけ砂の中に隠す』、という状況でした。もっと早く情報を開示して、公的資金投入の環境を整えるべきだったのに、それを怠った」(奥山さん)」






この記事で紹介されているのもバブル本のひとつでしょう。

巨額のカネが闇へ…「バブルの怪人」と回収人の死闘はまだ続いていた(現代ビジネス)

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