トップはディズニーCEOのアイガー氏
米国企業トップの報酬額をランキングにした記事。
「米国企業のトップの報酬額は、日本企業のとりわけ日本人のトップと比べると巨額だといわれている。企業の人事や福利厚生等のコンサルティングを手がけるウイリス・タワーズワトソンの調査では、米国の売上高1兆円以上の企業247社の役員報酬中央値は13.1億円なのに対し、日本企業72社のそれは1.4億円と、約10倍の開きがあることが示されている。」
たしかに、大きな違いはあるようですが、記事で取り上げている個別例を見ても、インセンティブ報酬の割合が高く、単純比較はできないのかもしれません。
巨大企業なのに、報酬が低い例もあります。
「ランキングを眺めてみると、あのアマゾンやアルファベット(グーグルを傘下に持つ持ち株会社)の名前がない。あれだけの急成長を遂げている企業なのにどうしたことだろうか。
アマゾンの公表資料によると、ジェフ・ベゾスCEOの報酬額は168万ドル(同1.8億円)で、内訳は基本報酬額が8万ドル、その他報酬(=セキュリティ費用)が160万ドルとなっている。基本報酬額だけをみれば日本の大手企業の中間管理職程度にすぎない。資料では、ベゾス氏は株式のインセンティブも受け取っていないと説明されている。
アルファベットのCEOで、グーグルの創業者・前CEOのラリー・ペイジ氏の報酬は基本報酬額1ドルのみで、それ以外は何もない。
とはいうものの、彼らはすでに莫大な資産を所有している。恒例のForbes「世界長者番付」(2018年)によれば、1位がベゾス氏、ザッカーバーグ氏は5位、ペイジ氏は12位といずれも世界有数の大富豪で、報酬を1ドルとしたところで何も困ることはないということなのだろう。」
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