会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

大手と新興で宇宙事業 デロイトトーマツが支援(日経より)

大手と新興で宇宙事業 デロイトトーマツが支援(記事の一部のみ)

デロイトトーマツが宇宙関連ビジネスをやるそうです。

「デロイトトーマツグループの宇宙関連ビジネスのプログラムに日本の大手6社が参加する。日本の大手企業とスタートアップを結ぶもので、日本郵船や、SOMPOホールディングス(HD)傘下の損害保険ジャパンなどが参加を表明する。宇宙関連の新たな事業の創出を目指す。

ほかに参加するのはENEOSHDや京セラ、三菱倉庫、セキュリティー企業のラック。」

デロイトトーマツのプレスリリース(3月31日)。

デロイト トーマツ スペース アンド セキュリティ合同会社の設立
宇宙・安全保障分野に関わる企業や官公庁へのサービス提供を行う新会社

「デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一、以下、デロイト トーマツ)は、宇宙および安全保障に関わる企業や官公庁に対して専門性の高いサービスを高セキュリティの環境下で提供するために、デロイト トーマツ スペース アンド セキュリティ合同会社(英名:Deloitte Tohmatsu Space and Security LLC. 以下、DTSS)を本日設立しました。」

「具体的には、オープンイノベーション、産業技術基盤、サプライチェーン、官民連携、サイバーセキュリティ、組織人材、宇宙ビジネスなどの領域における現状・将来課題を深く分析・理解した上で、米国や豪州をはじめとしたグローバルの知見を有効活用しながらサービスを開発・展開していきます。」

「DTSSでは、物理的に隔離され、外部のネットワークから遮断された執務環境を整備することにより、防衛省の定める情報セキュリティ基準に準拠した高度なセキュリティ態勢の確保を図りながら業務を遂行します。また、海外での事例に基づく適性評価の仕組みを導入し、当該評価をクリアしたメンバーによりDTSSの人員体制を構築していきます。」

デロイトは、人員引き抜き騒動の関連で、日本のデロイトが加わっているアジアパシフィック地域の幹部が中国共産党と関わりがあることを報道で問題にされていましたが、セキュリティは大丈夫なのでしょうか(→当サイトの関連記事(その最後に引用している記事でふれています)、その2その3)。デロイトだけではなく、他のビッグ4事務所も似たような状況だとは思いますが...。

こちらは4月3日のプレスリリース。

デロイト トーマツ、LHitの全株式を取得
ローコード・ノーコードによるアナリティクス活用支援体制を拡充

「LHitは2010年に設立され、ローコード・ノーコードのBusiness Intelligenceツールを活用したデータ分析コンサルティング事業において、ツール導入や活用支援の領域における高度な技術力と豊富な実績を有しています。また、企業向けに統計解析ソフトの使い方やデータの見方・扱い方、分析の手法や進め方などのレクチャーや、データ分析の専門家育成コースの提供も行っています。

デロイト トーマツは、クライアントのデジタル変革(DX)の推進を、戦略策定から実行、保守・運用まで一貫して(End-to-End)支援する体制を抜本的に強化する方針を打ち出し、この方針のもとで、グループ共通のテクノロジー基盤の整備、テクノロジー人材の採用・育成、関連分野でのM&Aなどに重点的な戦略投資を行う計画を進めています。今回のLHitの株式取得も、このようなグループの戦略投資の一環として実施されるものです。」

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