会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

中国企業、米上場さらに難しく 中国、国家安全巡り新規則(日経より)

中国企業、米上場さらに難しく 中国、国家安全巡り新規則(記事冒頭のみ)

中国で新規則が施行されて、中国企業の米国上場が難しくなるという記事。

「中国は3月31日、本土外(域外)での新規株式公開(IPO)に関する新規則を施行した。国家安全に危害を与える恐れがあると認定した企業の域外上場を禁止した。対立が長期化する米国への中国企業の上場は一段と難しくなる見通しだ。」

いままでは外貨獲得のため規定が曖昧だったそうですが...

「新規則は国務院の関係部門が審査で「国家安全に危害を与える可能性がある」と認定した場合は域外上場を認めないと定めた。」

米国側から仕掛けた米中監査問題は、一応解決した形になっていますが、中国政府側からも、締め付けが厳しくなるようです。

もっとも、日本企業の場合は、締め付けがないのに、新たに米国上場する企業はほとんどないようです。中国企業は、締め付けがあっても、記事によれば、米国市場への上場は年間10社程度あるそうです(2022年は11社)。

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