会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

東工大元教授:研究費詐取1.5億円超か 架空雇用も(毎日より)

東工大元教授:研究費詐取1.5億円超か 架空雇用も

研究費詐取で起訴された東工大の元教授が、総額1億5千万円以上の不正流用をしていたという記事。

「研究費約1490万円をだまし取ったとして詐欺罪で起訴された東工大大学院の元教授、××××被告(67)が、警視庁捜査2課の調べに対し、10年以上前から総額1億5000万円以上の不正流用をしたと認めていることが捜査関係者への取材で分かった。」

「捜査関係者によると、××被告は研究室の元秘書の女(63)=詐欺容疑で逮捕後、処分保留で釈放=の知人がアルバイトとして勤務しているとする虚偽の書類を作成して大学に提出。数年間にわたって大学がこの知人名義の口座に給与として振り込んだ現金をだまし取っていたとされ、備品の架空発注分と合わせて不正流用の総額は約1億5000万円以上に上るとみられるという。

 口座は元秘書が管理し、現金を引き出していた。・・・」

アルバイトだと社会保険や雇用保険も関係ないので、架空人件費の計上がしやすいのでしょう。還流しているとわからない限り、源泉税さえ納めていれば、税務署も追及しないのかもしれません。
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