会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

企業の内部統制、24年度から開示強化 不祥事絶えず 海外子会社も対象/訂正報告に経緯(日経より)

企業の内部統制、24年度から開示強化 不祥事絶えず 海外子会社も対象/訂正報告に経緯(記事冒頭のみ)

金融庁が内部統制報告制度の新基準を導入するという記事。

「金融庁は2024年度から、上場企業に報告書の提出を義務付けている「内部統制報告制度」に新たな基準を導入する。海外子会社の事業を対象に含めるよう促すほか、形式的になっていた訂正報告にも経緯や理由を記載するよう義務付ける。導入から15年たち、形骸化が目立ってきた制度を改める。」

今の基準でも、海外子会社を除外していいとは書いてないはずですが...

記事の内容を見ると、昨年12月に公表された「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(公開草案)」が、近く確定して、関連する内閣府令も改正されるということをいっています。

スケジュールとしては、「今春にも内部統制に関する実務上のガイドラインの改正版を公表」、「24年4月1日以降に始まる事業年度から新基準の適用」、「早ければ25年6月頃から新基準で報告書の提出が必要」とのことです。

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