監査人交代事例3件、すべて大手から中小への交代（2月10日）

最近の監査人交代事例です。

１．マークラインズ（東証1部）

会計監査人の異動に関するお知らせ（PDFファイル）

あずさ→シンシア監査法人、の交代です。

「監査継続年数が長期にわたっており新たな視点で監査が必要であることを理由に、当社の経営環境に適合する会計監査人を比較検討した結果」とのことです。

シンシアを後任として選んだ理由は．．．

「同監査法人が当社の会計監査人として求められる独立性、専門性、適切性を有しており、効率的な監査体制の構築が期待できることに加え、監査報酬の相当性及び新規事業領域に係る親和性等を総合的に勘案した結果、当社の会計監査人として適任であると判断したためであります。 」

現監査人の就任年は、2014 年です。長期というほどには長くないような気もします。

２．シリウスビジョン（ジャスダック）

会計監査人異動に関するお知らせ（PDFファイル）

あずさ→史彩監査法人、の交代です。

監査報酬などを理由にしています。

「当社は、監査工数の増加に伴い監査報酬が増額傾向であることを踏まえ、当社の事業規模に適した監査体制と監査費用について検討した結果、新たに史彩監査法人を会計監査人として選任するものであります。」

現監査人の就任年は、2018 年です。

３．グローバルダイニング（東証2部）

会計監査人の異動に関するお知らせ（PDFファイル）

新日本→明星監査法人、の交代です。

「当社グループの事業形態に適した監査対応と監査費用の相当性等について他の監査法人と比較検討してまいりました結果」とのことです。

現監査人の就任年は、2013年です。