会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例2件(1月31日・2月4日)

最近の監査人交代事例です。大手から中小への交代と、大手間の交代です。

1.串カツ田中ホールディングス(東証1部)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

新日本→史彩監査法人、の交代です。

監査継続年数を踏まえ、当社の事業規模に見合った監査対応及び監査費用の相当性を総合的に勘案した結果」とのことです。

現監査人の就任年は、2013 年です。

2.船井総研ホールディングス(東証1部)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

トーマツ→あらた、の交代です。

概ね7年で交代を検討するルールにしているそうです。

「PwC あらた有限責任監査法人を当社の会計監査人の候補者とした理由は、当社は、会計監査人との間で適切な緊張関係を維持しつつ、財務報告の客観性を担保するため、概ね7年を目処に交代を検討することとしており、現会計監査人の監査継続年数が8年を経過したため、他の複数の監査法人を対象に選考し、グローバルでの監査体制、独立性、専門性、効率性等を総合的に勘案した結果、会計監査が適正に行われる体制を備えていることに加えて、新たな視点での監査が期待できることにより、当社のガバナンス強化に寄与すると判断したためです。」
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