民主党が、日本航空に関し、過去の粉飾決算や自民党政権と国土交通省との癒着構造があったかどうかなどの問題を検証するプロジェクトチームを発足させるという記事。
「会計処理の公正性に加え、空港建設や路線開設に対する与党政治家の関与、空港管理会社や日航グループ子会社への天下りの実態なども究明する。高額な着陸料が空港建設に使われた過程なども調べる。」
日航の仕訳も粉飾かどうか仕分けされるのでしょうか。
日航の過去の決算、検証へ 民主が「粉飾」有無を調査
「日航は最近まで債務超過ではないとの決算を発表してきたが、企業再生支援機構の資産査定の結果、8千億円超の債務超過に陥っていることが判明。このため過去の決算に「粉飾決算」がなかったかどうか、専門家らの意見を踏まえて検証する。」
継続企業の決算と更生法のための時価評価がなされた決算を比べても、あまり意味はないと思うのですが、民主党の議員には通じないかもしれません。もちろん、これだけの大企業が破たんしたわけですから、過去の決算が調査の対象となるのはある意味当然ですが、政治が直接介入する問題でもないように思います。
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