会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

地銀の6割、9年後には本業で赤字 金融庁が試算(朝日より)

地銀の6割、9年後には本業で赤字 金融庁が試算

約10年後には、地方銀行の6割は「本業」で赤字に転落するという記事。そのような試算を金融庁がまとめたのだそうです。(もっとも、すでに4割は赤字ということですが)

「同庁が全国の地銀106行の収益見通しを試算した。人口予測から貸し出しと預金の動向を推計。働く人が減り、貸し出しが徐々に減るなかで、貸出金利から預金金利や経費を引いた「利ざや」が縮小。9年後の2025年3月期で赤字の地銀は6割を超えるとみている。15年3月期は4割が赤字だった。」

「金融庁は地元の中小企業への積極的な融資や経営支援を強化して利ざやの低下を食い止めるなど、持続的な経営手法を確立するように求めている。「このままでは地銀の経営は成り立たず、再編も選択肢だ」(幹部)としている。」

赤字の銀行がどこかといっしょになったとしても、赤字そのものがなくなるわけではないでしょうから、再編すればよいというものでもないでしょう。
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