会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

政府・与党、税制改正大綱を来月決定 法人税減税の拡充策など軸に検討(SankeiBizより)

政府・与党、税制改正大綱を来月決定 法人税減税の拡充策など軸に検討

2018年度与党税制改正大綱のスケジュールが固まったという記事。

「政府・与党は2日、2018年度与党税制改正大綱を12月14日に決定し、17年度補正予算案と18年度当初予算案を12月22日に閣議決定する方針を固めた。税制改正では、安倍晋三首相が掲げる「3%の賃上げ」実現に向け、賃上げ企業に対する法人税減税の拡充策などを軸に検討する。補正予算と当初予算には安倍政権の看板政策「人づくり革命」と「生産性革命」の各種施策を柱に盛り込む方針だ。」

従業員の賃金は100%損金になるのだから、税制でどうこうできる部分は少ないように思われます。あまり複雑な特例措置はかえってマイナスでは。

(むしろ法人税率を上げれば、税効果後の賃金は下がることになり、賃上げ・雇用促進に役立つかも。もちろん、税引後利益を増やすために雇用を増やすわけですから、税率を下げた方が長期的にはプラスかもしれませんが、雇用を増やしてもすぐに利益が増えるわけでもないでしょう。)
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