空調工事大手の大気社の社長が、「半期報告書(9月中間決算)を期日内に関東財務局へ提出できなくなった」として引責辞任するという記事。不適切な会計処理が見つかったとのことです。
不正の手口は「完成工事に関する経費の未払い分を実際より少なく計上」という建設業では古典的なやり方です。原価の工事間付け替えもあったようです。実情の解明に時間がかかっているため、中間決算を締めることができない状況です。
会社のプレスリリース
第62期半期報告書提出遅延について - 2006年12月25日 -
「12月12日に当社の一部の事業店所の過去の工事において協力業者に対する未計上の未払金が相当あるとの旨を記載した文書が、当社の監査役および会計監査人宛に郵送されてまいりました」ということで、内部(あるいは取引先?からの)告発により調査したようです。金額的な影響について全くふれていないのは不安材料です。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事