投資家の村上世彰氏が関係する投資会社「レノ」が、税務調査で約15億円の申告漏れを指摘されていたという記事。
「関係者によると、同社はシンガポールに在住する村上氏から多額の資金を借り入れて投資に充て、村上氏に利子を支払っていた。利子は経費として計上していたという。税務上、出資に対して配当を支払った場合は経費にならないが、借入金に対する利子は経費となる。
これに対して国税局は「過少資本税制」を適用。同制度は、海外にいる資金提供者や親会社から、出資ではなく借入金を多く受け入れて節税する行為を規制するもの。レノが村上氏の支配下にあるかが適用条件の一つになるが、国税局は「村上氏が実質的に支配していた」と判断し、利子の一部を経費として認めなかった模様だ。」
村上世彰氏関係の会社、15億円申告漏れ指摘
過小資本税制、国税が適用(日経)(記事冒頭のみ)
過少資本税制の仕組み(図解)(財務省)
過少資本税制(PwC税理士法人)
村上氏は昨年相場操縦疑惑が報道されましたが、その後どうなったのでしょうか。
↓
当サイトの関連記事
最近の「その他不正」カテゴリーもっと見る
元裁判官と東証元社員 金融商品取引法違反の罪で在宅起訴(NHKより)
金融庁出向中の裁判官、インサイダー取引容疑で特捜部に告発…東証社員も金商法違反容疑で(読売より)
![「山口組トップ・司忍を名乗り、顧客企業を脅した」三菱UFJ銀行の“京大卒”副支店長が脅迫容疑で逮捕〈事件はなぜ公表されなかったのか?〉(文春オンラインより)](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_square_m/v1/user_image/73/9f/e548a3a11dfc90d2fc1541c795e0491e.png)
「山口組トップ・司忍を名乗り、顧客企業を脅した」三菱UFJ銀行の“京大卒”副支店長が脅迫容疑で逮捕〈事件はなぜ公表されなかったのか?〉(文春オンラインより)
府営住宅の一室にペーパー会社、「マネロン」に悪用か 中国籍と日本人の会社役員を容疑で再逮捕(京都新聞より)
風俗店を許可なく内偵調査、虚偽の報告書作成 名古屋国税局の幹部を訓告処分(中日新聞より)
地区連銀元幹部がインサイダー取引 監督情報で金融株取引―米司法省(時事より)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事