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城西大調査委「不適切支出5億円超」 前理事長側「調査委の正当性に懸念」(産経より)

城西大調査委「不適切支出5億円超」 前理事長側「調査委の正当性に懸念」

学校法人城西大学から、前理事長在任中に多額の不適切な支出があったという報告書が公表されたという記事。

「平成16~28年の支出約5億3720万円が不適切だった」とのことです。

「昨年9月の1次報告書は、親族への報酬など約4億円の支出が理事会の決議がないなどの理由で不適切とした。今回は新たに水田氏の退職金約1億620万円など計約1億3千万円を不適切と指摘。退職金支給時に水田氏が理事長や学長を退職していないとした。」

前理事長側の言い分は...

「最終報告公表を受け、水田氏の訴訟代理人を務める大室俊三弁護士は「調査委の正当性自体に重大な懸念がある。学長への70歳時点での退職金支給は高額化を防ぐための慣行に従ったもの」と述べた。」

学校法人からは、調査報告書の要約版が公表されています。

「会計調査委員会」の会計調査最終報告書受領に関するお知らせ

前理事長関連以外でも、「M事件」という庶務課長(理事長秘書)による1億円超の横領事件があったそうです。それへの対応の不十分さも批判されています。
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