会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例2件、新日本とトーマツの退任、各1件(2月16・17日)

最近の監査人交代事例です(2月16・17日発表分)。

1.小 野 測 器(東証スタンダード)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

新日本→晴磐監査法人(準登録事務所)(新日本出身の人が多いようです)、の交代です。

監査報酬が交代のきっかけです。

「当社は、近年、監査報酬が増加傾向にあることなどを契機と して、当社の事業内容や規模に適した監査対応と監査費用の相当性を考慮のうえ、複数の監査法人を対 象に比較検討を実施してまいりました。それに伴い、専門性、独立性、品質管理体制及び監査報酬の水準等を総合的に検討した結果、晴磐監査法人を新たな会計監査人として選任することとしました。」

現監査人の就任年は、2007年です。

2.rakumo(東証グロース)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

トーマツ→和泉監査法人、の交代です。

監査報酬が理由のようです。

「近年、監査報酬が増加傾向にあること、今後の当社における事業拡大を前提とすると、次期以降も監査報酬の負担が増加していくことが想定され、当社の事業形態及び事業規模に適した効率的な監査対応と監査費用の相当性等について検討してまいりました。」

「監査役会が、和泉監査法人を公認会計士等の候補者とした理由は、新たな視点での監査が期待できることに加え、当社の事業規模に適した監査対応及び監査報酬の水準が期待できること、当社における今後の経営体制や事業展開を十分に理解したうえでの機動的かつ迅速な監査が期待できること、当社の会計監査人評価・選定基準に従って、公認会計士等としての専門性、独立性、品質管理体制等を総合的に勘案した結果、当社の公認会計士等として適任であると判断したものであります。」

現監査人の就任年は、2020年です。

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