大阪と埼玉の免税店業者計3社が、外国人観光客向けの免税制度を悪用し、消費税の不正な還付を請求していたという記事。
「免税店は客から消費税を受け取らない代わりに、商品の仕入れ時に支払った消費税分の還付を受けることができる。この制度を悪用したとされるのが、大阪・ミナミを中心にドラッグストア9店をチェーン展開する「フォレストドラッグ」の運営会社2社だ。
関係者によると、2社は免税が適用されない販売分を免税販売だったように仮装。不正に消費税の還付を受けたとして、大阪国税局から昨年4月までの2年間で約3千万円を追徴された。同じ店で客1人に免税販売できる化粧品などの消耗品は1日50万円までだが、上限を超えて販売した際にレシートを分割発行するなどしていた。そのほか計約1億6千万円の所得隠しも指摘され、法人税も含めると追徴税額は計4千万円に上ったという。」
埼玉の方は「花沢商事」という業者だそうです。
輸出物品販売場における輸出免税について(国税庁)
大阪の薬局チェーン 1億6000万円の所得隠し 訪日客向け免税制度悪用 大阪国税局指摘(産経)
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