会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ゲオの社員ら5千万円不正利得の疑い 外部調査委が公表(朝日より)

ゲオの社員ら5千万円不正利得の疑い 外部調査委が公表

東証1部上場のゲオやその子会社の社員らが、仕入れ先からリベートを受け取ったり、会社名義の口座から金を横領したりしていたという記事。

「報告書によると、不正にかかわっていたのは、ゲオの主任社員と、子会社の課長級の社員ら3人。主任は、仕入れ先から少なくとも2285万円のリベートを受け取って遊興費などにあてていた。子会社の課長級社員は、会社名義の銀行口座から計2736万円を引き出していたという。」

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同社は不適切取引があったことを3月に公表しています。それに関連して行われた外部調査委員会の追加調査によって、従業員の私的流用が明らかになったようです。

会社のプレスリリース(5月19日)(PDFファイル)

会社の報告書によると

・仕入問屋にプール金を積み立てさせ、そこから協力金、手数料などの名目で支払いを受けていた。問屋には一定の利益が落ちるように操作していた。

・売掛金の入金口座を通常売掛金の入金に使う口座から別の口座に変更し、そこからATMで引き出して横領していた。(ただし今年3月末までには返金済み)

などの手口で不正を行っていたようです。その他、数10万円単位の細かい不正まで調べています。
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