この本の書評記事。
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帳簿の世界史 ジェイコブ ソール Jacob Soll 文藝春秋 2015-04-08 by G-Tools |
「会計と歴史、双方の知見を持つ著者によって手掛けられた『帳簿の世界史』は、アダム・スミス、カール・マルクス、マックス・ウェーバーといった面々が口を揃えて主張した帳簿の力を紐解いた一冊。アクセスログやライフログといったログ全盛の現代社会に、帳簿という最も古典的なログの重要性を描き出す。」
「700年近くに及ぶ会計の歴史を振り返ることで見えてくるのは、会計が単に商取引の一部ではなく文化の中に組み込まれていた時、社会は必ず繁栄するという事実である。ルネサンス期のイタリア都市ジェノヴァやフィレンツェ。黄金時代のオランダ。18世紀から19世紀にかけてのイギリスとアメリカ。本書では随所に各時代の絵画が挿しこまれており、会計士の描かれ方からもその時代の有り様を伺い知ることできる。」
当サイトでは著者のコラムと原書の方を(読んだわけではありませんが)紹介しています。
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