【独自】島津製作所子会社が回路遮断する「タイマー」を医療用装置に仕掛け、故障装い部品交換
島津製作所の子会社の幹部社員が、病院に納入した装置に回路を遮断するタイマーを仕掛け、故障を装って部品を交換していたという記事。
「この装置はエックス線で体内を撮影しながら映像を見られる「エックス線テレビシステム」で、2009年に設置された。関係者によると、幹部社員は17年9月、装置を点検した際にタイマーを仕掛けたとみられる。後日、病院からエックス線が出なくなったと連絡があり、「エックス線管球」と呼ばれる主要部品を交換し、病院は約228万円を支払った。実際は故障していなかったとみられる。」
島津製作所からはプレスリリースが出ています。
「医用機器製品の販売・保守業務などを手掛ける島津メディカルシステムズでは、X線撮影装置に対するサービス提供において不適切な行為があったという疑義が生じています。この疑義を受け、現在、島津メディカルシステムズおよび島津製作所は、事実関係を明らかにするため、外部専門家も含めて客観的に調査を進めております。事実関係が明らかになり次第、然るべき対応を行なってまいります。」