(宣伝記事っぽい感じがしますが)小規模のM&Aにおけるデューデリジェンスは、ある程度自分でやることが有効だという記事。
「投資の世界に共通することは「自己責任」です。特に事業投資、M&Aはその傾向がより強まります。であれば、投資家・経営者自らデューデリジェンスをするのがおすすめです。もちろん、会計・税務知識に自信がないという方もいるでしょう。その場合でも、丸投げするのではなく、一緒になって調べることでコストを下げることも可能です。気になるところだけを部分的にデューデリ委託することもコスト削減には有効です。」
「小規模のM&Aで、決して丸投げしてはいけないものは、ビジネスデューデリジェンス(DD)です。引き継いだ事業をどのようにして伸ばすか。経営はアートともいわれることがありますが、事業を誰が行うかによって結果が大きく違ってきます。外部コンサルタントは、あくまで現状分析を行うにすぎません。また、自らデューデリに参加することにより、仮に問題が発生した場合でもリカバリーがしやすくなり、マーケティングなどの戦略策定も迅速に行うことができます。」
簿外債務などは見抜くのが難しいとのことです。
「これをいってしまうと元も子もありませんが、売主から「嘘」をつかれてしまうと、優秀なアドバイザーでも見抜くことが難しいことがあります。そのひとつが「簿外債務」です。退職給与引当、残業未払い、回収不能な売掛債権などは、比較的見抜きやすいですが、連帯保証債務や、訴訟リスク、株式の質権設定などは、隠されてしまうと見破ることがとても難しいです。」
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