信金職員が顧客の3950万円着服、生活費や遊興費などに充てる…全額補償へ
松本信用金庫の職員が、顧客から預かった計約3950万円を着服していたという記事。
「発表によると、職員は2019年5月~24年10月、顧客の預金を無断で解約するなどの手口で着服を繰り返した。不審に思った顧客から先月申し出があったことで事態が発覚。職員は内部調査に対し、着服を認めた。生活費や遊興費、借金の返済などに充てていたという。被害にあった顧客は6人で、今後全額補償するという。」
不祥事件の発生について(2024年11月29日)(松本信用金庫)(PDFファイル)
「1. 事件の概要
令和 6 年 10 月 18 日(金)、当金庫浅間温泉支店に勤務していた内部事務担当の元職員が、令和元年 5 月から令和 6 年 10 月にかけて複数のお客さまの預金を無断で解約するなどの手口で着服し、生活費や遊興費、自身の借金の返済などに使用していたことが判明しました。
本件発覚後、事実関係の調査を行い判明した累計事故金額は 39,541,222 円 です。」
こちらは、11月に倒産したサムデイという芸能事務所での横領ですが、法律的に横領といえるのかどうかはよくわかりません。
【スクープ】藤原紀香が所属する倒産決定の大手芸能プロ『サムデイ』社長が4000万円を横領!昨年は高額ギャラを未払い、“恩人”が犯した“あり得ない罪”(週刊女性)
「今回の騒動は、芸能界だけではなく、所属タレントたちにとっても“青天の霹靂”だった。さらに、サムデイの“立つ鳥跡を濁す”対応はこれだけにとどまらなかったようだ。
事情を知る舞台関係者が衝撃の内幕を明かす。
「サムデイは、紀香さんが舞台製作のために関係先企業などからチケット代として募った一時的な出資金を、本人の許諾もなしに“債務の返済”に充てる形で使い込んでしまったというんです。
舞台は紀香さん本人が直近に出演した複数の作品で、その総額は4000万円を超える額になるとか。このチケット代で購入した席は、紀香さんが関係者らのために一般発売と同時にキープしておくためのもので、舞台制作現場では慣例的に行われている当たり前の話です。
しかし、当然舞台終了後には精算を行い舞台を主催した劇場へ返金しなければならないのですが、事務所社長が独断で全額を債務返済のために“横流し”してしまったと。紀香さんがその事実を知らされた時点で、事務所はすでに破産手続きに入っていたため、法的な弁済義務がなくなった可能性があるのです」」
「状況的には紀香こそ“被害者”となりそうなものだが、出資した側からすれば「紀香さんに預けたお金だから」となってしまう。今後の芸能活動についても不透明な中で、紀香自身は「筋だけは通さなければ」と奔走しているのだという。」
記事で引用されている弁護士のコメントによると、事務所社長に、出資者に対する『横領罪』(刑法252条)が成立するのだそうです。
いずれにしても、こういうのは、こまめに精算した方が安全なのでしょう。