経営者目線での記述情報の開示と適宜のアップデートが重要
3月決算の日経平均採用銘柄の有価証券報告書での新型コロナウイルス感染症に関する記載状況を調べ、今後の開示の進め方を提案している記事。
「3月決算の日経平均採用銘柄の有価証券報告書での新型コロナウイルス感染症に関する記載を集計すると、「経営方針、経営環境、対処すべき課題等」、「事業等のリスク」、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(MD&A)」などで、影響に言及していることが見て取れる。重要なポイントとしては、経営者目線から、新型コロナウイルス感染症の影響をどのように捉えているのかを、なるべく詳細に投資家等に伝えることであるといえる。」(サマリーより)
「既に開示をした記述情報や会計上の見積り等について、重要な変更があれば、その内容を、有価証券報告書だけでなく、四半期報告書等でスピード感を持って適切に開示をすることが求められる。新型コロナウイルス感染症に関する先行きが不透明な今、早期のアップデートの重要度が高まっている。」(同上)
全10ページのレポートです。
有報の記載項目ごとに、開示の傾向をグラフで示しています。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

第三者委員会の調査報告書受領に関するお知らせ(適時開示に関する疑義などの調査結果)(マーチャント・バンカーズ)
〈暗号資産交換所「Zaif」〉東証上場「クシム」株価70%大暴落の異常事態 背景に“内紛”…何が起きているのか(文春オンラインより)
北朝鮮の15億ドルハッキング、暗号資産業界に衝撃-「安全神話」崩壊(ブルームバーグより)
電通を襲った再びの悪夢、「世界進出」の落とし穴 M&A連発の海外で巨額減損、過去最大赤字に(東洋経済より)

JTのカナダ健康訴訟、和解金で合意 4000億円負担へ(日経より)
今月のキーワード 第267回 防衛特別法人税が税効果会計に与える影響 ~令和7年度税制改正法案に盛り込まれる~(税務研究会より)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事