会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

コロナ開示の現況と今後求められる対応(大和総研より)

コロナ開示の現況と今後求められる対応
経営者目線での記述情報の開示と適宜のアップデートが重要


3月決算の日経平均採用銘柄の有価証券報告書での新型コロナウイルス感染症に関する記載状況を調べ、今後の開示の進め方を提案している記事。

「3月決算の日経平均採用銘柄の有価証券報告書での新型コロナウイルス感染症に関する記載を集計すると、「経営方針、経営環境、対処すべき課題等」、「事業等のリスク」、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(MD&A)」などで、影響に言及していることが見て取れる。重要なポイントとしては、経営者目線から、新型コロナウイルス感染症の影響をどのように捉えているのかを、なるべく詳細に投資家等に伝えることであるといえる。」(サマリーより)

「既に開示をした記述情報や会計上の見積り等について、重要な変更があれば、その内容を、有価証券報告書だけでなく、四半期報告書等でスピード感を持って適切に開示をすることが求められる。新型コロナウイルス感染症に関する先行きが不透明な今、早期のアップデートの重要度が高まっている。」(同上)

全10ページのレポートです。

有報の記載項目ごとに、開示の傾向をグラフで示しています。
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