AOKI幹部「五輪で高橋さんの力借りたい」…組織委理事による便宜期待、前会長へメール
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の元理事へのわいろ疑惑の続報です。検察からどんどん情報がリークされているようです。
「AOKIホールディングス」の前会長が指示していたとのことです。
「青木前会長はAOKIの五輪・パラ事業への参入を社内で主導しており、コモンズ(元理事の会社)とコンサル契約を締結した後、幹部の一人に「高橋氏にお願いしたいことを整理しておくように」などと指示。これに対し、幹部は「五輪の公式ライセンス商品を販売するため、人脈の紹介などに高橋さんの力を借りたい」との趣旨のメールを青木前会長に送信していたという。
AOKIは18年10月、五輪・パラのスポンサー企業の一つ「オフィシャルサポーター」となった。五輪エンブレム入りのスーツやジャケットなどの公式ライセンス商品を販売し、計約3万着を売り上げていた。」
前会長は、資金提供があったことは認めているそうです。
元理事(電通出身)の反論も書かれています。カネの受け取りは認めています。
「高橋氏は読売新聞の取材に、コモンズとAOKI側の間の資金のやりとりを認めた上で、「コンサル業務に実態はあり、コモンズとしてスポーツ全般の相談に乗っていた」と説明。「理事の立場で組織委の事業など利害に絡むことは一切していない」と述べた。」