金融庁は、公認会計士試験合格者等の育成と活動領域の拡大に関する意見交換会(金融庁、公認会計士・監査審査会、日本公認会計士協会、経団連・金融4団体のメンバーで構成)によるアクションプランの改訂を、2010年11月15日付で公表しました。
アクションプラン改訂のポイントは以下のとおりです(プレスリリースより)。
・合格者・公認会計士の活動領域についての受験者・合格者等への周知
・合格者という人材プールの存在及び採用方法の検討の必要性についての企業等への周知(日本公認会計士協会のよる広報マテリアルの作成)
・日本公認会計士協会による、求人・求職のマッチングの取組みの強化、経済界就職向けの就職説明会の規模の拡大
・企業からの求人・求職マッチングの取組みに対する求人情報の提供
・監査法人等の採用活動の合格発表後の開始など、監査法人等の採用活動のあり方についての検討
・実務補習のカリキュラムの見直しなどの環境整備 等
(「周知」もよいのですが、就職できず資格も取得できない「合格者という人材プール」がこれだけ大きくなってしまったこと自体についてはどのように考えているのでしょうか。)
日本公認会計士協会のサイトの中の求人情報のページが新しくなっています。アクションプランの中の「求人・求職のマッチングの取組みの強化」の一環でしょうか。求人の中身は従来と変わっていないようですが・・・。
JICPA Career Navi(日本公認会計士協会)
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