東証2部上場のジェネシス・テクノロジーが民事再生法の適用を申請したという記事。
半導体検査サービス大手
東証2部上場
ジェネシス・テクノロジー株式会社
民事再生法の適用を申請
負債112億6400万円
もともとが(株)神戸製鋼所など4社の合弁会社(のちに神戸製鋼所の100%子会社)でしたが、「2003年4月にMBOにより、日興プリンシパル・インベストメンツ(株)が100%出資する特別目的会社であるGTIホールディングス(株)が、当社発行済株式の65%を取得し、独立系半導体検査サービス会社とな」り、2006年3月に上場したばかりです。
「2008年3月期には、半導体の価格下落やFPD(フラット・パネル・ディスプレイ)駆動用ICでの生産調整が長引き、事業構造改善、希望退職の募集をはじめとする合理化施策に取り組んだものの、FPD駆動用ICの市況悪化の長期化に加え、ロジックICでも顧客の生産動向の変化による数量減少が大きく影響し、業績が大幅に悪化。年売上高は約85億8900万円にまで落ち込み、約48億7300万円の当期純損失を計上し、継続企業の前提に関する注記を記載していた。」
当期も売上高急減が予想され、資金繰りのめどが立たなくなったようです。
当社の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ(PDFファイル)
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