修正国際基準(JMIS)の存在意義を検討したものとのことです。JIMS廃止論かと思って読み進んでいくと、JMISはそれなりの役割を果たしているという結論のように読めます。ただ、それは浅い読み方かもしれません。JIMSの議論を行うことによって、日本基準の新設・改廃に(悪い?)影響を及ぼしているとの記述もあり、だからやはり廃止すべきとの主張のようにも読めます。
(冒頭で廃止論について「私も以前はそう考えていたが」とあり、今はそうでないと読めるので、廃止すべきでないとの主張だというのがすなおな読み方なのでしょうが...)
会計士協会の会員ページから、(すごく読みづらい)電子版が読めますので、会員で興味のある方は、読んでみて判断してください(紙の雑誌ももうそろそろ届くことかと思います)。
この論説の結論はともかく、会計士協会の機関誌で、JMISに存在意義があるのかというテーマが取り上げられたということ自体は、意味がありそうです。
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kaikeinews
とおりすがり
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