日銀の片岡前審議委員、PwCのチーフエコノミスト就任(記事前半のみ)
日銀の前審議委員が、PwCコンサルティングのチーフエコノミストに就任したという記事。
「片岡氏は金融緩和に積極的なリフレ派のエコノミストとして知られ、2017年から5年間審議委員を務めた。在任中は2%の物価目標達成に向けた追加緩和の必要性を訴え続けた。」
日銀にはまだまだリフレ派が残っているそうです。
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日銀新審議委員「リフレ派」と距離 岸田人事に市場も注目(産経)
「日銀の金融政策は「政策委員会」を構成する正副総裁3人と審議委員6人の計9人で議論して決める。高田氏の前任で、金融緩和強化を訴えてきた片岡剛士氏が抜け、緩和に積極的な「リフレ派」とされる委員は副総裁の若田部昌澄氏、審議委員の安達誠司氏、野口旭氏の3人に減った。」
リフレ派は誤りを認め、改めるべきは改めよ(2021年2月)(日経ビジネス)
「QQEの導入から8年がたち、日本経済はどうなったか。幾つかの面でそれ以前と比べて確かに改善しているが、リフレ派が描いたシナリオ通りには動いていない。日銀のバランス・シートが異様なまでに拡大したにもかかわらず、インフレ目標はいまだ達成されておらず、経済成長も目に見えて上向いてはいない。「異次元緩和」は形を変えつつ続いているのに、「バズーカ」にも例えられたこの政策は、いまや国民から忘れられているように見える。これは一体、どういうことか。」