氷河期の弁護士…司法修習生４割が就職先未定（読売より）

氷河期の弁護士…司法修習生４割が就職先未定

今年末に司法修習を終える修習生の約４割の就職先が決まっていないという記事。

「「もう７０以上の事務所から採用を断られた」。弁護士希望の男性（３４）は、昨年の司法試験に合格し、司法修習が終わる今年末以降の開業を目指すが、就職のめどが全く立たない。

（中略）

　この男性と同期の司法修習生（約２０００人）を対象に日弁連が先月調査したところ、回答した約１２００人のうち４３％の就職先が未定で、昨年の同時期の３０％を大きく上回った。最終的に「イソ弁」「軒弁」にもなれず、いきなり独立開業した弁護士は昨年末の司法修習終了者で５８人。日弁連は、こうした「ソクドク（即独）」の新人弁護士がさらに増加すると予想する。」

司法試験も会計士試験も、試験に合格すればどうにかなるというものでなくなっているということでしょう。

ちなみに、会計士試験については、金融庁や会計士協会は、試験に合格したが実務経験などのために資格を取れない待機合格者が問題なのであって、就職浪人は関知しないというスタンスです。